【クリエイトSDHD】神奈川県が発行するグリーンボンドに投資/「県民のいのちを守る持続可能な神奈川」の実現に貢献

【2021.10.25配信】クリエイトSDホールディングスは、神奈川県が発行するグリーンボンドに投資する。同社は、神奈川県発祥の企業として「県民のいのちを守る持続可能な神奈川」の実現に貢献したいとしている。

クリエイトSDホールディングスの中核事業会社であるクリエイトエス・ディー(神奈川県横浜市 代表取締役社長:廣瀨泰三氏)は、神奈川県が発行するグリーンボンド(神奈川県第2回5年公募公債)への投資を決定した。

グリーンボンドとは、環境改善のための事業に要する資金を調達するために発行する債券。
神奈川県グリーンボンドは、国際資本市場協会(International Capital Market Association:ICMA)が定義する「グリーンボンド」の特性に従った債券である旨、第三者機関からセカンド・パーティー・オピニオンを取得している(セカンド・パーティー・オピニオン発行者:株式会社格付投資情報センター(R&I))。

本債券の調達資金は、「神奈川県水防災戦略」における河川・海岸・砂防に関する新たな事業資金として充当される。同県は平成 30 年 6 月に、内閣府の「SDGs 未来都市」及び「自治体 SDGs モデル事業」の両方に選定されている。また、令和元年度に発生した台風 15号や19号などを受けて、「誰一人取り残さない」という SDGs の理念を踏まえた「かながわ気候非常事態宣言」を宣言しており、気候変動によって発生する水害への具体的な適応策として「神奈川県水防災戦略」を位置付けている。令和2年9月、本債券を発行するための枠組みである「神奈川県グリーンボンドフレームワーク」について、対象事業はグリーンボンド原則のカテゴリー「気候変動への適応」に該当することが R&I により確認されている。

同社は、神奈川県発祥の企業として「県民のいのちを守る持続可能な神奈川」の実現に貢献すると共に、SDGs の達成に繋がる取り組みを継続的に実施することによって、持続可能な社会の実現に貢献できるよう取組みを推進していくとしている。

本債券の概要は以下の通り。
銘柄は、「神奈川県第 2 回 5 年公募公債(グリーンボンド)」。
年限は5年。
発行総額は100億円。

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