スペイン1部レアル・マドリードの元ブラジル代表DFマルセロ(33)が来夏に古巣のブラジル1部フルミネンセへ移籍することになると、スペイン紙「アス」が伝えている。
マルセロは2007年にRマドリードに加入。これまで公式戦500試合以上に出場し、チームのタイトル奪取に貢献してきた。22年6月末で契約満了を迎えるが、今季は23分しかプレーしていないことからも「マドリードでの時間は終わった」と、今シーズン後の退団が確実な状況となっている。
そんな中、同紙は「フルミネンセがマルセロに打診している」とし「ブラジルでは冬または夏の市場でチームを退団する可能性が指摘されている。(Rマドリードにとって)もっとも安全な策は、ケガ人が出た場合の代替選手として6月にフリーになるまでチームをサポートしてもらう」と伝えている。
すでにRマドリードは契約延長しない方針を固めているが、マルセロを外国出身選手として初のキャプテンに任命するなど、これまでの貢献に感謝を示し、功労者を送り出す構えだ。