「相棒」第4話に“初代・第3の男”陣川公平が登場!

テレビ朝日系連続ドラマ「相棒season20」(水曜午後9:00)の11月3日放送・第4話に、原田龍二演じる警視庁捜査二課の刑事・陣川公平が登場することが分かった。

2000年に「土曜ワイド劇場」の1作として誕生して以来、数々の“伝説”を打ち立て、国民的ドラマとしての地位を揺るぎないものにした「相棒」。シリーズ20作目という記念すべき節目に突入した今シーズンも、特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)がすべての謎を暴き、黒幕である内閣官房長官・鶴田翁助(相島一之)を追い詰めていく怒濤(どとう)のストーリーが描かれ、反響を巻き起こしている。

そんな中、第4話に登場する陣川は、かつて誤認逮捕が原因で特命係に左遷されたことがあり、特命係の“初代・第3の男”ともいうべき存在だ。

第4話では、陣川の高校時代からの友人であるゲームクリエーター・鴫野大輔(黒田大輔)に殺人容疑がかけられてしまったこと受け、陣川と特命係が、鴫野の潔白を証明するために奔走する姿が描かれていく。おっちょこちょいで思い込みの激しい陣川は、「俺が犯人を捕まえてやる」と張り切るも、捜査を進めていくうちに、次々と鴫野の犯行を示唆する証拠が発見されてしまう。果たして陣川の友情を信じる心は報われるのか。そして、事件に秘められたあまりにも意外な真実とは?

特命係の右京と亘は、捜査二課刑事・陣川のスピーチ練習に付き合わされていた。陣川は、高校時代からの友人である世界的ゲームクリエーター・鴫野の結婚式でスピーチ役を頼まれていたのだが、張り切りすぎて空回り。あまりの出来栄えに右京たちは不安を抱くが、陣川によると、同じく心配した鴫野からスピーチライター・宮森由佳(瀬戸カトリーヌ)を紹介されたという。

由佳は長年、鴫野の新作発表会見のプレゼンテーションを担当してきただけでなく、政局を動かした伝説の選挙演説を手掛けたこともあるすご腕ライターだった。原稿を作成するだけでなく、聴衆の心を揺さぶる演出をも考えるプロフェッショナルで、なりゆきから陣川のスピーチ特訓に付き添った右京は、彼女の仕事ぶりに感心する。

そんな中、突然、鴫野から陣川に連絡が入り、なんと殺人容疑がをかけられているという。昨夜、鴫野の元部下・相島潤平(金子鈴幸)が何者かに撲殺されたのだが、相島は死の間際、鴫野に「お前を絶対許さない。すべてを公にして謝罪しろ」という脅迫メールを送りつけていたのだ――。

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