白頭山麓に新居、すべて無償提供 金正恩総書記が指導する開発プロジェクト

朝鮮の最高峰、白頭山のふもとに位置する三池淵市では5年前から金正恩総書記の指導の下、大規模な開発プロジェクトが進められているが、このほど千数百戸の住宅が新たに竣工し、10月20~27日にかけて住民たちの入居式が行われた。 

開発プロジェクトが進む三池淵市(C)朝鮮新報

2016年に着工した三池淵群(当時)の開発工事は、金正恩総書記が現地指導した2017年12月以降、国家的な一大プロジェクトとして推進され、2019年に第2段階の工事が完了。

 一帯は「朝鮮における山間都市の理想」として一新された。これを受け従来の三池淵郡から三池淵市に改編された。

入居証明書を受け取って新居に向かう住人たち(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

 以後、第3段階工事が進む中、昨年には最新の医療設備を完備した三池淵市人民病院が開院したほか、前年に続いて数千世帯の新住居が完成した。

新住居は、国家負担によって住民たちに無償で提供される。

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