選挙スタンプの紹介も「Instagram 選挙 Day 2021 衆院選に参加しよう!」に能條桃子氏らが登壇

10月27日(水)にオンラインイベント「Instagram 選挙 Day 2021 衆院選に参加しよう!」が開催されました。

本イベントは選挙ドットコムと、Facebook Japanの共催。普段はInstagramライブを使って政治家とコミュニケーションを行う「Instagramで政治家と話そう」プロジェクトの特別編として実施されました。

登壇者は一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN代表理事の能條桃子氏、株式会社カエカ代表取締役でスピーチライターの千葉佳織氏、NEWPEACE thinktank代表で前選挙ドットコム編集長の増沢諒氏の3名。

まもなくとなった衆院選に向けて、視聴者の選挙に関する疑問や悩みを解決するためのInstagramライブを行いました。

「自分の1票が政治に与える影響があると思う」人は全体の38%

選挙ドットコムは本イベント開催にあたり、18歳~39歳までの若年層有権者にアンケートを実施。

イベント中にはその結果について視聴者とのディスカッションも行いました。
「自分の1票が政治に与える影響があると思いますか?」という質問の回答結果は、「あると思う」38%、「ないと思う」34%、「わからない」28%となりました。

この結果を受け、増沢氏は「そもそも民主主義の選挙は1票の価値が薄くなるようなしくみになっている。それでもその1票の積み重ねが大事」と発言。

1票の価値の高さをアピールするキャッチーな方法とは別の考え方について、視聴者ともクロストークを行いました。

インターネットに情報はある。アクセスのハードルをいかに下げるか

千葉氏の進行のもと、ディスカッションが進みます。

「投票に行ってもらうには?」というセクションでは、能條氏がInstagramでの情報発信以外にもNO YOUTH NO JAPANとして取り組んでいることを紹介。

増沢氏は普段から社内(NEWPEACE thinktank)で「選挙のことがわからない」という同僚には積極的にアドバイスをしていると語り、能條氏は「増沢さんみたいな気軽に相談できる人がみんなの周りにいれば、もっと選挙に行く人が増えるんじゃないかと思います!」とコメントしました。

「誰に投票したらいいかわからない」という人に、増沢氏は投票マッチング等のボートマッチサービスを使って政党と自分の考えを診断してみることも提案。

千葉氏は選挙ドットコムちゃんねるアシスタントMCやスピーチライターとしての独自の視点から持論を述べました。

「選挙スタンプ」をInstagramストーリーズで使おう!

政治家のSNS利用率も高くなり、インターネット上で選挙や政治の情報が多く閲覧できる状態にはなりましたが、いかに情報アクセスのハードルを下げるかにはやや課題感も残ります。

そこでイベント内では、Instagramが衆院選に向けて導入した「選挙スタンプ」を視聴者に向けて詳しく紹介!

グラフィックアーティスト・VERDY氏が手掛けた3種類の「選挙スタンプ」は、Instagramストーリーズ内で使用することができます。

「かわいい!」「使いたくなる」とデザインは大好評。

「モデルさんが使っているのを見た!」等のコメントもありました。

また、ストーリーズ上で選挙スタンプをタップすると、選挙ドットコムの衆院選特設サイトを訪れることができます。

普段からInstagramを駆使してNO YOUTH NO JAPANの活動を行っている能條氏も「正しい情報にアクセスできるのは良い!」と笑顔を見せました。

Instagramの取り組みを通じて、選挙スタンプのような「主張の強すぎない自然なアピール」にも話題が広がりました。

イベントの最後には千葉氏が「衆院選の投票に行きますか?」と視聴者に質問。

「行きます!」「期日前投票に行ってきました!」というコメントが多数寄せられました。

本イベントでメインMCを務めた能條氏はイベントを終え、「投票に行くことは政治参加の始まりだと思うし、選挙をきっかけに今の社会のことを考える人が増えたらいいなと思いました!」とコメントしました。

今後もInstagram×選挙のオンラインイベントを実施予定です!

選挙ドットコムは今後もFacebook Japanと協力し、Instagramを使った有権者とのコミュニケーションを試みていきます。

今後も有権者の方にお楽しみいただけるコンテンツを発信していき、オンラインイベントも多数開催していく予定です。

「Instagramと政治家と話そう」アカウント(@youthpoli_meeting)のフォローをお待ちしております!

ライブ配信イベント登壇者 プロフィール

能條桃子(一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN代表理事) 

1998年生まれ。20代の投票率が80%を超えるデンマークに留学したことをきっかけに若い世代の政治参加を促進する団体NO YOUTH NO JAPANを立ち上げ、代表を務める。また、ジェンダーと気候変動に関心を持ちアクティビズムに取り組んでいる。慶應義塾大学経済学研究科修士1年、ハフポスト日本版U30社外編集委員。 

千葉佳織(株式会社カエカ代表取締役 / スピーチライター)

15歳から弁論をはじめ、全国弁論大会で3度優勝する(2012年、内閣総理大臣賞受賞)。 慶應義塾大学卒業後、DeNA入社。スピーチライターの業務を立ち上げ、採用の登壇社員育成、社長のスピーチ執筆など課題解決に取り組む。2019年、kaekaを設立。スピーチの学校「GOOD SPEAK」の運営や、経営者や政治家に向けた原稿作成やスピーチトレーニングを行う。 

増沢諒 (NEWPEACE thinktank代表)

早稲田大学、東京工業大学修士課程修了。研究テーマは「SNSを通した政治家のコミュニケーション」。2014年マニフェスト大賞受賞。政治家秘書や選挙ドットコム編集長を経て、現職。富山県や福井県敦賀市をはじめ、経済産業省や国土交通省、国連UNHCR協会、ビル・ゲイツ財団等のビジョン策定やコミュニケーション戦略の立案・実装・助言等を担当。

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