地元・海老名で10年祝う いきものがかり 7000人が集結

 厚木、海老名両市出身の人気音楽グループ「いきものがかり」がメジャーデビュー10年を迎えた15日、商業施設「ビナウォーク」(海老名市中央)でがいせんイベントを開催した。集まった約7千人の前で、デビュー曲「SAKURA」を披露した。

 リーダーの水野良樹(33)は、「デビューから10年。10年たってこの曲を海老名で演奏できたのは本当にうれしい」とファンに感謝した。

 3人は「10年後もCDを出しましょう」と、10年前にデビュー曲のCDを互いに交換した事を告白。この日、ベストアルバム「超いきものばかり〜てんねん記念メンバーズBESTセレクション〜」を発売したため、当時の誓いを実現できたことを喜んだ。ボーカルの吉岡聖恵(32)は「これからも1曲1曲入魂して届けていきたい」と思いを込めた。

 8月27、28日には、水野と、ギターの山下穂尊(33)の出身地の海老名市にある「海老名運動公園」で、9月10、11日には吉岡が育った厚木市の「荻野運動公園」で里帰りライブを行う。

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