アルトゥーベ ポストシーズン通算23本塁打で歴代単独2位に浮上

日本時間10月31日、ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)はブレーブスとのワールドシリーズ第4戦の4回表にソロ本塁打を放ち、アストロズはリードを2点に広げた。アルトゥーベにとってこれがポストシーズン通算23本目のアーチとなり、バーニー・ウィリアムスを抜いて歴代単独2位に浮上。1位のマニー・ラミレス(29本)は外野手であり、アルトゥーベは4位のデレク・ジーター(20本)を抜いた時点で内野手史上最多となっている。アルトゥーベはまだ31歳。歴代最多記録を更新するチャンスもありそうだ。

メジャーリーグの歴史上、ポストシーズンで通算17本以上の本塁打を放っているのは12人だけ。そのうち5人は現役選手である。ポストシーズンはもともとワールドシリーズしか存在せず、東西2地区制が導入された1969年にリーグ優勝決定シリーズ、東中西の3地区制が導入された1994年に地区シリーズ、ワイルドカードが各リーグ2枠となった2012年にワイルドカード・ゲームがスタートした(ただし、1994年はストライキのためポストシーズンは開催されず)。

歴代7位タイのポストシーズン通算18本塁打を記録しているミッキー・マントルは、東西2地区制の導入前にキャリアを終えたため、この18本塁打をすべてワールドシリーズで放っている(ワールドシリーズ通算18本塁打は歴代最多、2位はベーブ・ルースの15本)。

ポストシーズン通算本塁打のトップ12は以下の通り。

1 マニー・ラミレス 29本
2 ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ) 23本
3 バーニー・ウィリアムス 22本
4 デレク・ジーター 20本
5 アルバート・プーホルス(ドジャース) 19本
5 ジョージ・スプリンガー(ブルージェイズ) 19本
7 レジー・ジャクソン 18本
7 ミッキー・マントル 18本
7 ネルソン・クルーズ(レイズ) 18本
7 カルロス・コレア(アストロズ) 18本
11 デービッド・オルティス 17本
11 ジム・トーメイ 17本

© MLB Advanced Media, LP.