5年間で線路改造、朝鮮の鉄道近代化計画 経済発展の4大先行部門の一つ

朝鮮で鉄道運輸部門は、電力・石炭・金属とともに経済発展の4大先行部門とされている。物資の輸送と流通の基本手段は鉄道だ。

 朝鮮労働党第8回党大会(今年1月)以降、国内では鉄道の近代化を促すための段階別実行計画が進められている。

 事業を主管するのは鉄道省だ。展望目標と段階別計画を現実性あるものに設定し、その実行を保証する対策を立てている。

 まず行われているのは線路の改造だ。今年中にコンクリート枕木生産能力を拡張し、生産を正常化して今後5年間で計画された枕木の取り替えを終える。

機関車の生産工場(C)朝鮮新報

機関車、客車・貨車の生産工場と修理拠点、設備を改造し、車両の近代化も進める。

また、既存の輸送能力を最大限効率的に利用するために新たな運営技術を導入する一方で、鉄道輸送の指揮において厳格な規律と秩序を確立するための対策を講じている。

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