V6が吹替&主題歌を担当した映画「サンダーバード」の日本語吹替版が放送

スーパーマリオネーションの最高傑作として名高いテレビシリーズ「サンダーバード」の日本放送開始55周年を祝して発足された「サンダーバード55周年プロジェクト」として、2022年1月7日に日本語劇場版「サンダーバード55/GOGO」の公開が決定。それに先立ち、BS10 スターチャンネルでは、「55周年長期特別企画」と題して、10月からオリジナルテレビシリーズをレギュラー放送しているほか、11月には吹替3バージョンで見る映画版を特集。さらに、12月4日(午後9:00)には、V6が吹替と主題歌を担当した2004年公開の映画「サンダーバード」の日本語吹替版を、スターチャンネル3で無料放送する。

この映画「サンダーバード(2004)」は、国際救助隊として活躍する一家を描いたSFアドベンチャーテレビシリーズの3度目の映画化であり、唯一の実写版。劇場公開時には、主役のトレーシー一家の吹替をV6のメンバーが務めたことでも大きな話題となった。国際救助隊・サンダーバードの総司令である父・ジェフを坂本昌行、本作の主人公ともいえる末っ子のアランを岡田准一、本作では長男の設定のジョンを長野博、次男・スコットを井ノ原快彦、三男・バージルを森田剛、そして四男・ゴードンを三宅健が演じている。エンドロールで流れるV6による日本語版主題歌「サンダーバード-your voice-」も必聴だ。

また、11月8日(午後9:00)から3週連続で、劇場公開された「サンダーバード(1966)」と「サンダーバード6号」を特集。かつてNHK BS2で放送されたものを新録した「NHK版」、当時NET(現・テレビ朝日)で放送枠に合わせてカットした「NET(テレビ朝日)版」、そしてビデオ発売当初に劇場公開版の音源の紛失とNET版がカットされたことから新録した「ビデオ版」の3バージョンを、それぞれ毎週2作品ずつオンエア。

そして、22年1月に公開となる日本語劇場版「サンダーバード55/GOGO」は、当時音声ドラマとして書かれた3話のエピソードを本国・イギリスの熱狂的なファンのクラウドファンディングを経て初めて映像化されたものを、映画「シン・ゴジラ」の樋口真嗣監督によって1本に構成された作品。国際救助隊の秘密基地を訪れる美貌のエージェント・ペネロープと執事のパーカー。そこで目にするサンダーバード1~4号の堂々たる姿。そして死の商人、宿敵・フッドも登場する。国際救助隊とペネロープたちの知恵と勇気が世界を救う――。なお、本作は1月8日からオンライン上映も開始される。

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