来季コーチ陣にOBの斎藤隆氏と鈴木尚典氏の加入発表 横浜DeNA

1998年の日本一メンバーにチーム再建を託す=同年10月26日、横浜

 横浜DeNAは3日、来シーズンのコーチ陣にOBの斎藤隆氏(51)と鈴木尚典氏(49)が加わると発表した。日本一に輝いた1998年の主力メンバーが集結し、2年目を迎える三浦大輔監督(47)を力強く支える。各コーチのポジションは後日発表される。

 17年ぶりに古巣のユニホームに袖を通す斎藤氏は1996年に最多奪三振のタイトルに輝き、優勝した98年には13勝を挙げた。2006年に米大リーグ・ドジャースに移籍。日米通算で23年間プレーし、引退後は大リーグ・パドレスのフロント業務にも従事した。20年にはヤクルトの1軍投手コーチを務めた。

 鈴木氏は1991年に横浜高から横浜大洋(現横浜DeNA)に入団し、97、98年に2年連続で首位打者を獲得。2008年に現役を引退し、09、10年に2軍でコーチを務めた。11年から球団職員となり、20年に独立リーグ・BC神奈川の監督に就任。初年度優勝に導いた。

 このほか、先発や中継ぎとして活躍し、16年に現役を引退した小杉陽太氏(35)とコーチ契約を結んだことも発表。OBの石井琢朗氏(51)が1軍スタッフに加わることも確実になっている。

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