【二地域居住考えるなら必読】広島県が移住体験談のコンテスト開催!優勝者が語る「移住先選びで最も大切なのは」

広島県は他県から移住した人たちの体験談を募集・表彰する「ひろしま移住ストーリー2021」を開催し、このほど入賞した6作品(応募は53作品)を発表しました。
最優秀賞には賞金10万円が贈られています。

二地域居住を検討している人は、これらの体験談から多くのヒントが得られそうです。
詳細を見ていきましょう。

「ひろしま移住ストーリー」入賞作品発表!

広島県は2014年に移住ポータルサイト「HIROBIRO.」を開設し、移住先としての広島の魅力を発信し続けています。

特に、移住の先輩たちのインタビュー記事が「生きた情報」として好評です。

こうした取り組みの成果として、広島県内の移住世帯は年を追うごとに増加しています。

それでは、「ひろしま移住ストーリー2021」の主な入賞作品を紹介しましょう。

最優秀賞『意味や理由よりも大事なもの』

△移住前に暮らした東京・高円寺

■ペンネーム:カワバタさん
■移住の理由・きっかけ:家族に合ったより良い環境を求めて

移住先は“直感”を信じて決める

CGデザイナーのカワバタさんは、コロナ禍でリモートワークが始まってから、こう考えるようになったといいます。

「時間ができて、“人生において何が重要か”が明確になりました。
それは、家族との時間であり、快適な住環境であり、リフレッシュできる環境が近くにあることだ、とそう気づいたのです」

これを実現するために、2年ほど暮らした東京・高円寺から、直感を信じて広島へ移住しました。

移住は「何かを実現するための手段」ではありません。
「この街の人当たりが好き」といった、感覚的な基準で移住先を探す方がいい。
その方が移住へのモチベーションが高まるから、と話しています。

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優秀賞『アラフィフ夫婦の広島移住決断までの道のりと現在』

△夫婦そろってサイクリングを楽しむ

■ペンネーム:KHMさん
■移住の理由・きっかけ:早期退職を機に決断した転職

初めて資格も取り、仕事を見つけた

夫49歳、妻46歳、子ども2人の家族の移住ストーリーです。

夫は「(履歴書に書ける)資格なし、車の免許なし」。普通に考えればハードルは高いはず。

でも、KHMさんは自分に合った資格を取り、免許も取得し、仕事や住まいを見つけます。

それが可能なのは、経済規模も自然も、そして人間関係もちょうどいい具合にミックスする広島だからでしょう。

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審査員特別賞『内気な自分の移住のはなし』

■ペンネーム:ころころさん
■移住の理由・きっかけ:夫の釣り好き

2歳の息子の目が“自然環境”に向き始め

縁もゆかりもない広島の坂町に移住した3人家族。

夫が広島のお好み焼きと釣りが好きで、広島へ移住しました。

喜んだのは夫だけでなく、人見知りの妻も。
気さくな坂町の人々に支えられ、移住に対する不安は、田舎暮しへの偏見によるものだったと気づいたようです。

何よりも2歳の息子の目がパソコンから自然や環境に向き始め、忙しくなったことに喜びを感じています。

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審査員特別賞『広島、ええところじゃけぇ、好きなんよ!』

■ペンネーム:Snoopyさん
■移住の理由・きっかけ:観光に来たことがあり、広島のことが好きだったため。大学も広島だったから

広島が大好きなベトナム女性

ベトナム人のSnoopyさん。
西日本豪雨後のボランティア活動で高齢の被災者夫妻と心が通い合ったことや、親身に接してくれたアルバイト先のコンビニ店長、行きつけとなったお好み焼き屋さんとの思い出がていねいに綴られ、広島の人々のやさしさが伝わってきます。

その出会いは「広島が好き」の心を持ち、Snoopyさんから飛び込んだからこそ生まれたもの。
飛び込めば、あたたかく迎えてくれる。そんな広島が見えてきました。

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🔳「ひろしま移住ストーリー」の他の入賞作品はこちら

本記事と画像の出典:「HIROBIRO. ひろしま移住サポートメディア」

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【編集部コメント】
コロナ禍でのテレワークの普及もあり、二地域を拠点に生活する「デュアラー」が増えています。

デュアラーや二地域居住について、今話題の『デュアラー』とは?『二地域居住』について詳しく解説!の記事でまとめています。

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