地方鉄道写真店頭にパネル 梶川印房店主 梶川信之さん

 梶川印房(上越市本町3―2―24、電025・523・2792)の店頭に全国の地方鉄道を撮影した写真パネルが飾られており、行き交う子どもたちの目を引いている。

 撮影者は「乗り鉄」を自称する店主の梶川信之さん(64)。中学3年当時、廃止直前だった旧頸城鉄道に百間町駅から乗車した思い出が「原点」という。以来半世紀、懸命に運行を維持している地方の私鉄に応援の思いを寄せている。

 パネルには約10年前から、印章業界の会合で出張する傍ら撮りためた写真を並べている。「通りがかる子どもが喜ぶので、先頭車両を意識的に撮っているが、自分は乗るのが一番。機会があれば乗りに行きたい」と目を輝かせている。

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