“differentiate”だけじゃない!「差別化する」の英語表現

毎週金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークするテンナイン・コミュニケーション「朝時間.jp」のコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。今話題のニュースに関する英語表現、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪

“differentiate”だけじゃない!「差別化する」の英語表現

商品やサービスを「差別化をする」と言いたい時、英語ではどう表現するかご存じですか?

「違わせる」「区別をつける」という意味の単語といえば differentiate ですが、他の表現も覚えておきましょう!今回ご紹介したいのは、以下の英語表現です。

outdistance the pack=差別化する

outdistance というのは文字通り「距離をつける」という意味で、「追い抜く」「追い越す」という意味でも使うことができます。そして pack は「群衆」を意味する英語ではよく使う表現です。

これらを組み合わせることで、「周りを追い越す」「人と差をつける」、つまり「差別化する」というニュアンスを表せます。

例)
Aさん:What do you think is the best strategy to outdistance the pack in our part of the industry?(=この業界で他社と差別化していくにはどういう戦略が一番だと思う?)
Bさん:I believe we need to be more customer-oriented.(=もっと顧客に寄り添っていくべきだと思うな)

もちろん differentiate でも通じますが、同じ単語ばかりではなく色々な表現を使うことで、ぜひ自分の英語も「差別化」してみましょう!

(記事協力:テンナイン・コミュニケーション

☆この連載は<金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!

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