【卓球】Tリーグが初の一般向け大会を開催 参加者にはSNSを通じて結成するペアも

市民大会にゲスト出演したTリーグの宮崎理事長補佐(左)ら(東スポWeb)

Tリーグは6日、都内で一般向けの「PIA CUP 卓球混合ダブルス金メダル獲得記念 混合ダブルス卓球大会」を開催した。大会には小学生から60代を含む69組138人が参加。神奈川の木原美悠、日本ペイントの小塩遥菜、妹でトップ名古屋の悠菜、男子の渡辺民人(いずれもエリートアカデミー)がゲストで出席して参加者と交流する企画もあった。

宮崎義仁理事長補佐(62)は、水谷隼(木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)組が金メダルを獲得したことを受けて「卓球ファンとして記念に何かやりたいなと思い、私どもで『金メダル獲得記念大会』と勝手に名前をつけさせてもらい、勝手にやった(笑い)」と冗談を交えつつ「急にネットだけで募って、よく集まってくれたなと」と、率直な感想を語った。

参加者は4グループに分かれ、最低5試合行うルールでそれぞれ優勝を争った。優勝した今西健太郎さんは「SNSで知ってすごく興味があった。コロナで好きな卓球ができなかったが、参加させてもらってすごくよかった」。ペアの池田真由佳さんは「日本の卓球を一番盛り上げているのがTリーグだと思っていて、その仲間に加わりたいなと。楽しく試合ができればいいなと思っていた」と振り返った。2人は高校時代からの知り合いながら、今回の大会を知ってSNSを通じて初めてペアを組んだという。

宮崎理事長補佐は来年以降も年1回での開催に意欲を見せた。

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