選挙特番で評価が爆上がりの櫻井翔

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嵐の櫻井翔の日本テレビ内での評価が爆上がりだ。フリーアナウンサーの有働由美子と櫻井がメインキャスターを務めた選挙特番「zero選挙2021」が民放テレビの選挙特番の中で視聴率1位を獲得。このことで日テレ内での櫻井の“報道キャップ”構想がまた一歩進んだようだ。選挙特番では、「コロナ禍で浮き彫りになった様々なギャップ」をテーマに櫻井が取材現場で活躍した。

ある局内関係者は「今回の選挙特番で櫻井を起用するというのは前々から決まっていたことですが、東京五輪の時に、NHKでメインキャスターを務めたことを面白くないと思っている人も中にはいたため、いつまで櫻井を使うのかという雰囲気もあった」という。

しかも今回の選挙特番は放送前、それほど注目もされてなかった。「テレビ東京の池上彰は2017年の衆院選特番で視聴率1位となったように強敵。さらにTBSが爆笑問題の太田光をメインに据えるとあって、日テレは注目されていなかった。視聴率も厳しいのではといわれていた」と同関係者。

ただ、実際に民放で視聴率トップは日テレ。ある制作会社関係者は「SNSでも、TBSでは太田が空回りしていたり、テレ東の池上さんもいまいちキレがないと評判になったように、『落ち着いて見られる』と日テレに視聴者が集まった。エンタメ要素を切り取り、櫻井に王道を歩ませた結果の勝利だったといわれていますが、今回の視聴率トップで日テレ内での櫻井の逆風は消えたといわれています。日テレの報道の看板に櫻井を据えるという青写真も、加速していくでしょう」。

櫻井も日テレでは絶対的安定のようだ。

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