女子プロレス「スターダム」7日のふじさんめっせ大会で、ワールド王座挑戦権利証保持者の朱里(32)が、同王者の林下詩美と激しくやり合った。
朱里はこの日、メインの6人タッグ戦で詩美と激突。ともに先発するとグラウンドの攻防を繰り広げ、さらに試合中もエルボーを打ち合い、ジャーマンで投げ合うなどして観客を沸かせた。試合はなつぽいが上谷をフェアリーブリンクで仕留めて3カウントを奪ったが、その瞬間も2人は場外で殴り合うなど終始意識し続けた。
試合後、朱里は「久しぶりに詩美とやりましたけど、やっぱり燃えるものがありますよ」とキッパリ。さらに「12月29日に完全決着をつけると、約束したわけですから。それまで互いにしっかり守りますよ」と誓った。27日の東京・国立代々木競技場第二体育館大会でそれぞれベルトと権利証をかけ戦うことが決定的だが、ともにその試合に勝ち12月29日の東京・両国国技館での完全決着戦を実現することができるか。