【RISE】那須川天心のキックラストマッチは来年4月22日 対戦相手にはONE現役王者を熱望

2018年6月17日の試合で那須川はロッタンに延長1Rで判定勝利(東スポWeb)

立ち技打撃格闘技イベント「RISE」は、〝キック界の神童〟那須川天心(23)のキックルールラストマッチを、来年4月22日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催する「RISE ELDORADO 2022」で行うと発表した。

14日の大阪大会で発表され、那須川はマイクを持ち、リングに登場。「僕のキックの試合も残り2試合となりました。RISEで僕はデビューしてRISEに育ててもらい、そこからいろんな団体に出させてもらったんですけど、本当にRISEにはいろんな思いがあるというか。僕は活躍していけたのも、RISEのみなさんのおかげなので、しっかり恩返しをしたい」と〝キック卒業マッチ〟への思いを語る。

さらに、その相手として2018年6月に激闘を繰り広げ5ラウンド(R)では決着がつかず延長1Rで判定勝利した宿敵ロッタン・ジットムアンノン(タイ)の名を挙げ「相手とかは決まってないんですけど、僕としてはロッタンと、もう1回やりたいと思います」と熱望。ただしそのロッタンは現在シンガポールの格闘技イベント「ONEチャンピオンシップ」と契約しフライ級ムエタイ王座を保持しており、那須川は「契約とかそういうのはあると思うんですけど、最後にふさわしい試合をしてキックの終わりを飾りたいと思います」と話した。

キック40勝の内、唯一延長判定になった相手のロッタンと運命の再戦は実現するのか。ここからはRISEとONEの交渉、そして新型コロナウイルスの影響次第となる。

© 株式会社東京スポーツ新聞社