三和中創立50周年 玄関前も光の彩り
三和区の三和中近くの谷内池ほとりの松林で、夜間のライトアップが行われている。
ライトアップは三和区青少年育成会議の「まちづくりワークショップ」活動の一環として、昨年度に続いて実施。同校3年生が同活動と総合学習で谷内池の活性化と発信に取り組んでおり、ライトアップを通じて地域を盛り上げることを目的としている。
ライトアップに使うソーラー電池式のLEDライトは約340球で、昨年よりも増加。松林を囲む柵にもLEDを設置した。10日に3年生と地域の大人たちが合同で設営作業を行った。
同校創立50周年を記念したイルミネーションを併せて実施。生徒会執行部の生徒たちが中心となって取り付け、玄関前を色とりどりの光で彩る。
生徒会長の佐藤陽里さん(3年)は「松林も三和の大切なシンボル。地域の人に知ってもらう機会を、3年生で協力してつくれたのがうれしい」と語った。
ライトアップは12月5日まで。点灯は日没後に自動で行われる。松林は学校敷地内だが、期間中は学校からの許可により校地に入っての見学が可能となっている。松林までは暗いため、懐中電灯の持参を呼び掛けている。