J1神戸のイニエスタがバルセロナに電撃復帰か、ラポルタ会長が言及「何が起こるかわからない」

バルサに復帰したダニエル・アウベス(右)とラポルタ会長(ロイター)

スペイン1部バルセロナのジョアン・ラポルタ会長がJ1神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)の復帰について語ったと、英メディア「ユーロスポーツ」が伝えている。

バルセロナ入りしたブラジル代表DFダニエウ・アウベス(38)は17日に入団会見に臨み「偉大なことを成し遂げるためにバルセロナへ来た。ここは最高の場所だ」と意気込みを語り、ジョアン・ラポルタ会長も「クラブの状況を見て助けに来たいと思ってくれたことに感謝したい。経済的な努力をしてくれたことにも」と大ベテランに期待を寄せていた。

その一方、同メディアによると、ラポルタ会長は38歳になったアウベスを獲得したことで、クラブを去ったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34=現パリ・サンジェルマン)とイニエスタがバルセロナに復帰する可能性について聞かれると「私はそれについて否定しない」と語ったという。

その上で同会長は「メッシとイニエスタはまだプレーしているので、将来を予測することはできませんが、バルセロナを素晴らしいものにしてくれました。現在は他のクラブと契約を結んでいるので、それを尊重する必要がありますが、常に心に留めています。人生では何が起こるかはわからないから」とコメントしたと伝えている。

中でもシャビ新監督と現役時代のチームメートでプライベートでも親交のあるイニエスタはかねてバルセロナへの復帰待望論が出ている。窮地に追い込まれている古巣を救うため、出戻る可能性も指摘されており、今後の動向が気になるところだ。

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