スペイン1部バルセロナに復帰したブラジル代表DFダニエウ・アウベス(38)の年俸は2000万円だったと、スペイン紙「マルカ」など各メディアが伝えている。
9月にブラジル1部サンパウロを退団したアウベスは、数々のオファーを断り、バルセロナ入りを決断。英紙「サン」はアウベスのサラリーは週給1ユーロ(約129円)と報じ、入団会見ではジョアン・ラポルタ会長が「経済的な努力もしてくれた」と発言するなど〝格安補強〟として話題となっており、その年俸が注目されていた。
「マルカ」紙は「アウベスはどんな犠牲を払ってでもバルセロナに来たかったので最小限の申し出を受け入れた」とし「38歳になってもスペイン1部で最低額となる15万5000ユーロ(約2000万円)」と伝えている。その上で「固定額は少ないながらもタイトルを獲得した場合に備えて重要なボーナスがある」と指摘しており、チーム成績や個人成績の出来高が設定されており、高額な成果給を得られる可能性があるという。
アウベスはシャビ新監督からの要請に加えて来年11月に開幕するカタールW杯出場を目指し、欧州トップレベルでプレーすることを望んだため破格の条件で合意に至ったようだ。