現役大学生が国家的な建設プロジェクトで活躍 金正恩総書記が示した人材育成方針

近年、朝鮮では国家的な建設プロジェクトを担う建築人材の育成に力を注ぎ成果を上げている。

建築人材の育成事業で大きな転機となったのは、今から8年前の2013年11月26日、現在の平壌建築大学に対する金正恩総書記の現地指導。

平壌建築大学の教員と学生たち(C)朝鮮新報

 同書記は、同大学が数多くの名だたる建築物を創作、設計したと高く評価する一方で、教育科学展示館、建築設計室などを見て回り、時代の変化に即して教育事業に転換をもたらすための課題を示した。

 同大学では、総書記が示した課題を遂行し、新たに120余りの新科目を開拓、300余件の実利的教育方法を導入した。

 学習サポートシステム、模擬実験実習プログラム、マルチメディア講義など通じて学生の創造的思考能力を高めた。

 この間、同大学の学生たちは、1万余件の建築構成設計を完成させ、科学技術殿堂(平壌)、三池淵市(両江道)の住宅と公共施設の建設に寄与している。

科学技術殿堂(C)朝鮮新報
開発プロジェクトが進む三池淵市(C)朝鮮新報

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