緊急改良すべき踏切5カ所 23年度までに対策完了 神奈川・黒岩知事

 神奈川県の黒岩祐治知事は1日の県議会本会議で、県管理道路で緊急に改良すべき踏切に指定された5カ所について、2023年度までに緊急対策を完了させると明らかにした。「鉄道事業者と緊密に連携を図りながら、踏切道の事故防止や災害時の対策に積極的に取り組む」と述べた。公明党の谷口和史氏の代表質問への答弁。

 県によると、5カ所は全て小田急小田原線で秦野15号(秦野市)、愛甲石田1号(伊勢原市)、相武台前6号(座間市)、栢山1号(小田原市)、富水2号(同)。国土交通省から踏切道改良促進法に基づく改良すべき踏切道に指定され、20年度までに対策を取るか、改良計画の策定が必要だった。

© 株式会社神奈川新聞社