アーセナルDF冨安を現地紙が〝ミスター一貫性〟と命名「求めている選手像にはピッタリ」

DF富安健洋(東スポWeb)

イングランド・プレミアリーグ、アーセナルの日本代表DF富安健洋(23)の長所とは――。英紙「サン」が、チームを好調に転じさせた一因となっている冨安を特集した。

冨安加入後のリーグ戦は7勝1敗2分け高勝率を誇る。同紙は「技術や攻撃力で目を引くことはないかもしれないが、アーセナルが求めている選手像にはピッタリだ。誤解を恐れずに言えば、最大の特徴は、その一貫性と信頼性にある」と評価した。続けて「天性のディフェンダーであり、日本代表ではセンターバックを務める。クロスをブロックし、ヘディングで競り勝ち、相手ウイングの脅威を無効にする能力を持っている。多くの意味で昔ながらの右サイドバックである」とした。

プレーに好不調の波がなく、堅実な守備をこなせる特長を踏まえて、同紙は「ミスター・コンシステント(一貫性)」と名付けた。守備面の部分に目がいきがちだが、「ビルドアッププレーの向上に貢献していないわけではない」とも指摘。攻守両面の貢献は大きいというわけだ。

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