「2021年は勝利の年」、金正恩総書記が政治局会議で言明 12月下旬には党中央委総会を招集

1月に5年ぶりの朝鮮労働党大会が開かれた2021年、敵対勢力の制裁とコロナ禍は続いたが、「相対的に今年は勝利の年」であった。金正恩総書記が党の重要会議で言明した。

朝鮮労働党中央委員会第8期第5回政治局会議が12月1日、党中央委員会の本部庁舎で行われた。

朝鮮労働党中央委員会第8期第5回政治局会議(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

会議を司会した金正恩総書記は、依然として難関が横たわっている中でも、1年間、党大会が決定した主要政策的課題が推進されてきたと述べ、その結果、国家経済が安定的に管理され、農業部門と建設部門で大きな成果が収められたのをはじめ、政治、経済、文化、国防部門など全般的に肯定的変化が起きたと指摘した。

そして、これらの成果は国家経済発展と人民の生活向上を目指す土台を構築するために計画された事業が前進していることを示しているとして、総体的に今年は勝利の年であるという党中央委員会的な評価を下した。

会議では、朝鮮労働党中央委員会政治局は、12月下旬、党中央委員会第8期第4回総会を招集することに関する決定書を採択した。

前回の第3回総会は6月に行われた。

金正恩時代に入り、1年間に党中央委員会総会が4回開かれたた前例はない。

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