雪室酒かすラーメン 4日から19店で提供 上越市 工夫凝らし 独自の味

 上越、妙高両市の酒蔵とラーメン店がコラボしたご当地ラーメン「雪室酒かすラーメン」の販売が4日から、上越市内19店で始まる。提供は来年4月下旬(一部店舗を除く)まで。さらにこのラーメンを対象としたSNSフォトコンテストも、来年1月31日まで募集。参加店で特典が受けられるゴールドカード、日本酒などが当たる。

 上越市内のラーメン店、中華料理店有志(現在は上越愛麺会を結成)と上越ものづくり振興センターが、平成31年2月から取り組む。上越産の酒かす、雪室に貯蔵した食材を使用し、発酵食品や地場産の野菜、魚介類などをトッピングすることが共通ルールで、スープや麺、具材は各店が工夫を凝らし、独自の味を作り上げる。

比他棒の「酒かすとフォアグラの三丁目のつけ麺」。フォアグラと酒かすのペースト、その他多数の素材から濃厚なうま味とこくを作り出した(上越ものづくり振興センター提供)

 今回もみそやチーズ、ピリ辛のものからフォアグラ使用まで、多種多様なラーメンが登場。上越ものづくり振興センター担当者の上田真之さんは「各店とも酒蔵と協力し、気合を入れた内容。寒くなるこれからの季節に、ぜひ食べて温まってほしい」と勧めた。

 参加店とメニュー、SNSフォトコンテストの詳細は、上越愛麺会ホームページhttps://www.joetsu-aimenkai-photomengp.com)、上越市ホームページhttps://www.city.joetsu.niigata.jp/soshiki/monozukuri-c/yukimuro-sakekasu-ramen.html)へ。

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