早期決着となるのか。ＭＭＡファイターの石井慧（３４）が、立ち格闘技「Ｋ―１ ＷＯＲＬＤ ＧＰ ２０２１ ＪＡＰＡＮ」（４日、エディオンアリーナ大阪）の前日計量に臨み、１１０・６５キロでパス。対戦相手のＲＵＩ（３０）も８９・９キロでパスした。
Ｋ―１ルール２戦目となる石井は、計量でＲＵＩとガッチリと握手を交わし、その後の会見で「明日はＫＯ勝ちを目指して頑張りたい」と改めて宣言。９月のデビュー戦が延長戦の末に判定勝利だっただけに、今回のテーマは「攻めて倒しにいく」ことを掲げる。
ただし、自身が思い描く試合について問われると「ゲームプラン？ ここでは言えないので楽しみにしていてください」と話すにとどめた。
一方、ＲＵＩは体重差を縮めるべく増量を図ったが、本来のパフォーマンスが発揮できなくなったという。そのため自らに合った９０キロ弱をキープ。「体重差は約２０キロあるが、昔のＫ―１はそれでもバチバチ倒し合っていた。明日はそんなＫ―１らしい試合を体現したい」と意気込みを語った。
