3月31日まで「糸魚川荒波あんこうフェア」 工夫凝らし2年ぶり実施 28店舗参加、近隣観光に期待

 「糸魚川荒波あんこうフェア」が3月31日まで、糸魚川市内参加店で開かれている。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、2年ぶりの実施。宿泊、食事、アンコウ販売の計28店舗が参加。温泉施設で女子会プランを用意するなど、各店が工夫を凝らし、日本海の冬の味覚を提供している。

ポスターやパンフレット、マスコットで「糸魚川荒波あんこうフェア」をPRする糸魚川市観光協会職員

◇3週連続で「あんこう祭り」

 期間中は3週連続で第21回「糸魚川荒波あんこう祭り」が行われる。あんこう汁の販売、つるし切りの実演など。糸魚川会場(ヒスイ王国館・糸魚川駅自由通路)は1月23日、能生会場(マリンドリーム能生)は同30日、青海会場(親不知ピアパーク)が2月6日。3会場とも午前10時から午後2時まで。

 糸魚川市観光協会の佐々木繁雄事務局長は「安全対策をしっかり行い、関係団体と連携し実施したい」と話し、塩の道ラインや北陸、上越市方面などからの近隣観光、日帰りツアーに期待した。

 問い合わせは同協会(電025・555・7344)へ。

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