トライアウト挑戦・飯塚投手 「全力出した」メッセージ

 8日のNPB(日本野球機構)合同トライアウトに挑戦した、上越市出身の飯塚悟史投手(25、直江津中―日本文理高出)から同日夜、記者のもとにメッセージが届いた。8月に右肘の手術を受け、けがから回復しての久々の実戦マウンド。「今できることは全て出したので悔いはありません」と記している。

 トライアウトでは打者3人に対し、左前安打、右前安打されたが、最後は得意のフォークボールで見逃し三振に。直球の最速は144キロを計測し、持てる力を見せた。各球団からのオファーを待つ。

今年1月本紙のズーム取材に応じた飯塚投手

 メッセージは次の通り(原文のまま)。

 ここまでいろんな感情になりましたが、最後までやりきることができました。今できることは全て出したので悔いはありません。

 トライアウトで投げるためにたくさんの人に協力してもらい、感謝しかないです。今後どうなるか分かりませんが、お世話になった方々、何より家族に恩返しのできる人生にしていきたいです。

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