週明けから山沿いで雪 冬用タイヤ装着呼び掛け

 県内は11日から、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、12日夜から山沿いを中心に平野部でも降雪の恐れがある。今後1週間は雨や雪の降る日が多いとして、新潟地方気象台や北陸地方整備局は車への冬用タイヤ装着などを呼び掛けている。

 11日午前6時までの県内降雪予報では、県内で雪が積もる見込みはない。

全体装着率90%超える 冬用タイヤ装着率調査

 東日本高速道路(ネクスコ東日本)新潟支社は10日、管内の高速道路サービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)計4カ所で実施した4回目の冬用タイヤ装着率調査結果を公表した。それによると、装着率は大型車で前回同様99%、小型車で92%で、全体装着率が90%を超えた。

 調査は8日、関越道の谷川岳PA、北陸道の米山SAと黒埼PA、上信越道の妙高SA(いずれも下り)で実施。1カ所に付き約50台を調査した。

 前回調査と比較すると、各地点で装着率の微増、微減、大幅な上昇があった。このうち妙高SAでは小型車の装着率が94%で、前回から20ポイント近く上昇した。

 調査は合計装着率が90%を超えたため、今回で終了となる。

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