平壌の光復通りには、光復地区商業中心と名付けられた大型のスーパーマーケットがある。オープンは2012年だ。
延べ建築面積が1万2700余㎡であるこの商業施設は、金正日総書記の直接的な発起によって建てられ、総書記最後の現地指導の場所として知られている。
総書記は、逝去(2011年12月17日)の二日前、12月15日に開店を控えた施設を訪れた。
その日、総書記は3階まで販売コーナーを見て回りながら、サービスの準備状況を具体的に調べ、早くオープンして人民が必要な商品を買えるようにすべきだと述べた。
また、光復地区商業中心が建てられて人民の増す商品の需要をより円滑に満たせるようになったと述べ、商品が多いのを見ると寒い日でも心が温まると語った。
光復地区商業中心は現在も、サービスにおける正確性、迅速性が評判を呼び、連日多くの来客がある。
総書記の逝去10周年を前に、販売員のリ・ソンスクさんは、「人民によいものを提供しようと気遣っていた総書記の高志をいつも忘れていない、人民への献身的奉仕精神を持ってサービスを行っている」と述べた。