給付より「減税が迅速」 立民・江田氏、岸田首相と初論戦「大都市では年内かなわない」

江田憲司氏(資料写真)

 立憲民主党の江田憲司氏(衆院神奈川8区)は13日の衆院予算委員会で、岸田文雄首相との初論戦に臨んだ。政府が打ち出す18歳以下への10万円相当給付を巡り「減税のほうが迅速だ」などと指摘。この日になって全額現金での支給を認めた首相を「横浜のような大都市では事務手続きが間に合わず、残る5万円分の支給が年内にはかなわない」などと批判し火花を散らした。

 江田氏は2002年の8区補選で対決した山際大志郎経済再生担当相(18区)に小渕恵三内閣が行った地域振興券の政策効果を確認。「交付総額約6000億円で消費喚起約2000億円」との答弁を得た。

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