コロナと戦う医療関係者に癒しを 宮ケ瀬湖でカヌー体験

パドルの使い方などを習い、湖面にこぎ出す医療関係者=宮ケ瀬湖カヌー場

 新型コロナウイルス禍で緊張が続く医療関係者に、自然の中でストレスを癒やしてもらおうと11月27、28の両日、神奈川県清川村の宮ケ瀬湖でカヌーを体験する催しが開かれた。

 社会医療法人社団三思会(厚木市船子)に、市内のスポーツ用品店社長でカヌーガイドの石川政彦さん(59)が提案し、同会の40周年事業の一環として実施した。28日は同会が運営する東名厚木病院をはじめとした医療施設、福祉施設で働く12人が参加した。

 参加したほとんどが初心者。会場の宮ケ瀬湖カヌー場で、石川さんがカヌーへの乗り込み方、パドルの使い方などを指導し、早速水面へ。桟橋から慎重にカヌーに乗り込んだ参加者はすぐに慣れると「思ったより面白い」「癒やされる」などと楽しげな声を上げ、美しい虹の大橋を湖面から見上げたり、名残の紅葉を楽しんだりした。

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