神奈川県秦野市の渋沢丘陵にある「湘南森林霊園」内の一画が、今月からイルミネーションで彩られている。「マジックアワー」とも呼ばれる日没から日が完全に沈むまでの短い時間は、西側にそびえる富士山を背景に青と白のイルミネーションを一緒に収めることができる。
「お墓参りに来たくなる」をコンセプトに2018年に開園した同霊園は、暗いイメージを持つ霊園の雰囲気を変える取り組みを続けている。宗派は問わず、キリスト教のお墓もあることから今年イルミネーションを初めて企画した。
高さ約10メートルのヒマラヤスギに青と白の発光ダイオード(LED)を装飾。静かな森に囲まれながら楽しめるといい、同霊園の担当者は「イルミネーションだけでも気軽に見に来てほしい」と話す。
イルミネーションの点灯は午後3時半~5時半。25日まで。