希望のまちへ彩り 復興イルミ「ミライト」点灯 糸魚川市駅北大火から5年

 糸魚川市駅北大火の発生から22日で丸5年を迎える。復興イルミネーション「いといがわミライト2021」の点灯が18日から26日まで、駅北地区の被災地跡周辺で行われている。メーン会場の大町潮風市民公園は新年1月3日まで。

「未来への希望の灯り」をテーマにした復興イルミネーション「ミライト」(大町潮風市民公園)

 今年は「未来への希望の灯(あか)り」をテーマに実施。「大火を忘れない」願いが込められている。市民団体「EKIKITA WORKS(駅北ワークス)」「まちづくりらぼ」に加え、磯部地区地域づくり協議会「磯6クラブ」とのコラボレーションが実現した。企画、制作には中・高校生、糸魚川幼稚園年長園児らが参加している。

「磯6クラブ」が演出した「竹灯籠」による癒やしの空間(浜町東市民公園)

 公園3カ所にオリジナルモチーフの新作や磯6クラブの「竹灯籠」、こども広場などを配置し、光の小路でつながっている。駅北広場キターレには、アンブレラスカイを設置。昼は冬空との対比、夜はライトアップが美しい。

「未来への希望の灯り」をテーマにした復興イルミネーション「ミライト」(大町潮風市民公園)

 22日午後6時ごろから、大町潮風市民公園で「希望の灯り」点灯式が行われる。問い合わせはキターレ内の同事務局(電025・556・8200)へ。

© 株式会社上越タイムス社