NMB48・渋谷凪咲さんの冠番組「～凪咲と芸人～マッチング」（テレビ朝日）。12月21日放送回では、インパルス・板倉俊之さんが出演。渋谷さんが考えるバラエティの難しさについて語り、話題になりました。
（画像：時事）
■「もう辞めても後悔ないくらいまで…」渋谷が想う芸能生活の最終形
渋谷さんが気になっている芸人をゲストとして迎え、トークを繰り広げながら互いの相性を探っていくこの番組。
今回は、板倉さんとのマッチング後編の模様が放送されました。
長年の疑問があるという板倉さん。「俺いつも思うんだけど…」と話を切り出し、「女性タレントに対して思うんだけど、最終形どうなれば幸せなのかが難しくない？」と尋ねます。
この質問に対し、「難しいですね。幸せ…」と答えあぐねる様子を見せる渋谷さん。
板倉さんは「ずっと仕事でいくのか、それともスコーンと辞めてママになる人もいる訳じゃん。でもそこまでまだ考えずに？」と質問を重ねます。
これに「今はとにかく芸能界でやりたい目標がいっぱい」あると答える渋谷さん。
「演技とかバラエティもアイドルも芸能界にしかないじゃないですか、出来る場所が」と指摘した上で、「だからそこで今は一生懸命…自分のやりたい夢とか、もう辞めても後悔ないくらいまで（芸能界に）入ったなら最後までやり通したいな、と思って。でもそれがいつになるかは自分でもわかんない」と想いを語りました。
■渋谷、バラエティの難しさに苦悩を吐露…
「でも、もうバラエティが放さないんじゃない、何かやらかさない限りは」と指摘する板倉さん。
すると渋谷さんは「でもバラエティもまた難しくて」と話を切り出し、「自分の中にあるものを今はチョロチョロ出していくから面白いってなるけど、これが全部すっからかんになったら…」と危機意識を明かしました。
そんな渋谷さんの言葉に対し、板倉さんは「よく気付いてんね」と驚きつつ、「消費なのよ。エネルギーを吸い取るところだから。だから新しいエネルギー満タンの人を呼んでエネルギー吸い取っての繰り返し」だと持論を語ります。
さらに、二人の様子をモニター越しに観察しているアンジャッシュ・児嶋一哉さんも、「本当そうだよね。どんどん削られていく感覚、みんなあると思う。すごいね、この子」と感心していました。
■「人生の25年間であった話とか1番組で無くなる」
「だって人生の25年間であった話とか、1番組で無くなるぐらいの感じ」だと言う渋谷さん。
「でもそれをずっとやり続けたら周りも飽きてくるし、需要がなくなってくるじゃないですか。自分からまた新しいものを生み出していって自分も進化しないと落ちていく」と自分なりの分析を語った上で、「そのインプットとかってどうやってされてる？」と尋ねます。
この質問に対し、板倉さんは「これだよね。これがまたバランス難しい」と共感しつつ、エピソードを作るためにわざわざ外出することもあると明かしました。
その一方で、家の中で起こる些細なエピソードがウケる場合もあると指摘し、「だから実は派手なことじゃなくても、自分の着眼点でどうにかできることもあるのかもしれない」と語ります。
この話を聞いて、「何を覚えておくか」が重要だと頷く渋谷さん。
「みんなと同じ景色とか、みんなと同じ風に過ごしてても、自分がどこに気が付くか、どこを面白いと思えるのかを自分でも気づかないと。自分をもっとわからないとなって思います」と自身が得た気付きについて語ります。
「難しいよね。正解をわからずにみんなウロウロしてる」と頷く板倉さん。児嶋さんも「深い話をしてるなぁ」と感じ入った様子でした。
■「養成所でするような…」渋谷×板倉の真理を突く深いい話に反響続々！
今回の放送に対し、ネット上には「バラエティ、笑いに対するシブナギ、板さんの考えが深いなぁ！」「養成所でするような深いい話だった」「なぎちゃんって本当に真理をつくというか、すごいな〜」など多くのコメントが投稿されていました。
バラエティの難しさについて、板倉さんや児嶋さんも驚く真理を口にする渋谷さん。バラエティに真摯に向き合おうとする姿が印象的でしたね。
マッチング終了後、感想を問われた板倉さんは「ビックリしたのが、もうそこまでわかってるんだなっていうことですね、あの若さで。すごいなと思う半分、これから大変だろうなと思います」と答えつつ、「羽ばたいて大暴れしてほしい」と期待感を示していました。
そんな板倉さん同様、渋谷さんのさらなる飛躍に期待を膨らませたという方も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
～凪咲と芸人～マッチング
https://tver.jp/corner/f0092252
（文：こじこじ／編：おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部）
