松岡英明のオールタイムベスト「REWIND」デビュー35周年おめでとう!  12月23日は松岡英明の誕生日

デビュー35周年、松岡英明「REWIND」リリース

今年11月1日、松BOWこと松岡英明がデビュー35周年を迎えた。デビューして間もない頃から、たびたび地方のキャンペーンにも足を運んでくれていた松BOW。筆者にとっては直接触れ合うことのできた憧れの王子様のような存在だったこともあって、35周年という月日には感慨深いものがある。

同日にはアニバーサリーイヤーを飾るオールタイムベスト『REWIND -35th Anniversary Best-』がリリースされた。このアルバムは松BOW自身が選曲し、曲順にもこだわりを持って作られている。

布袋寅泰とホッピー神山という超豪華な2人がプロデュースしたデビュー曲「Visions of Boys」が流れると、改めて松BOWの音楽的センスと楽曲の素晴らしさに驚かれさる。今回はそんなデビュー曲をセルフカバーした「Visions of Boys 2020」も収録。原曲とはまたひと味違ったクールな楽曲として現代に甦っている。

時代が松BOWい追い付いた!? 若い世代に聴いてほしい音楽センス

「デジャ・ヴ」、「以心伝心」、「Study After School」とたたみ掛けるように名曲たちが続くアルバムの流れに、思わず自然と体が動きだす。

どの楽曲もまったく時代を感じさせない。遜色のないサウンドと歌詞、曲の世界観にたちまち引き込まれてしまう。時代が松BOWに追いついたのかもしれないと思えてくる。

個人的には、マイケル・ジャクソンのサウンドの影響も見え隠れする「Virgins」は、今聴いてもとにかくカッコイイ。ダンサブルなサウンドは、この世の全ての “カッコイイ” が詰まっているとすら思えるほどシビれるし、心が震える。

こんなにカッコイイ曲を80年代に生み出していた松岡英明というアーティストの凄さを思うととても誇らしく思えてくる。そして当時、高校生で音楽的なことを深く理解できているはずもなかった女子校生だった私が、ただ直感だけで「松BOWの音楽って超カッコイイ」と夢中になっていたことを思うと、なんだか自分まで褒めてあげたくなってしまう(笑)。遅くはない! ぜひ、このアルバムを若い世代にも聴いてほしい!!

ビデオコンサート『BEE』がWeb番組で復活!

また、11月1日から1週間限定で公開された『松岡英明特集「otonano × BEE ~M'S DESIGN 2021~」』も素晴らしかった。80年代にEPICソニーが全国で開催したビデオコンサート『BEE』の流れを汲み、Web番組として復活したこの企画。

『BEE』については以前『エピックソニーが牽引した映像の時代、ビデコンとはビデオコンサートの略』に書いたが、とにかくEPICファンにとって、このビデオコンサートへの愛情と思い入れは海よりも深いのだ! 松BOW自身もビデコンを見に来たときにスカウトされてデビューを果たしたのだから、まさに松BOWにとって、うってつけの企画だったと思う。

きっと当時を知るファンは誰もが、「さすがEPIC! 分かってる!!」と思ったはずだ。オープニングから白衣姿の松BOWと、当時のスタッフが登場したユーモラスで独特なノリに、一瞬にして「これだ!!」と、思春期に連れ戻されたのはきっと私だけじゃないはず。

ただいま「The One -REWIND-」東名阪ツアー展開中!

番組にはスペシャルゲストとして安藤秀樹も登場。松BOWとのトークは最高に楽しかった。最後にEPICソニーの創始者・丸山茂雄氏もビデオレターを寄せ、松BOWをスカウトした故・坂西伊作氏が目指した “松岡英明像” について語るシーンが流された。その事実を初めて知った松BOW…。

どんな言葉が語られたのか、それはあえてここには書かないでおこうと思う。それは松岡英明が心の中で葛藤してきた強い思いでもあり、軽々しく私が語るべきことではない気がするからだ。ただ一つ言えるとするなら、当時のスタッフが目指した “松岡英明像” というのは、きっと私たちがこれまでに見たことのなかった新しいアーティスト像だったに違いない… と、私は勝手ながらそう解釈した。

たくさんの人の愛に溢れたこの番組は、いつか何らかの形で永久保存版として残してほしい。そして、できることなら松岡英明MCの『otonano × BEE』の定期的な復活を願わずにはいられない。

現在は『The One -REWIND-』と題した東名阪ツアー真っ最中の松BOW。3月14日のホワイトデーには、BOXという形で、次のベスト盤をメインにした素敵なギフトも発売予定なのだとか。そして、まだまだ未発表で素晴らしい楽曲たちが眠っていることをファンは知っている。その曲がいつか形になる日を心から待ちたい。

この先もまた周年を共に祝い、12月23日のイヴイヴには、いつまでも「お誕生日おめでとう」を言わせてほしい。

カタリベ: 村上あやの

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