北谷町、医療費の無償化高卒まで拡大 「現物給付」22年10月から

 【北谷】沖縄県北谷町の渡久地政志町長は22日の町議会12月定例会一般質問で、2022年10月から高校卒業までの子ども医療費を無償化する方針を示した。現在、町では中学生以下の子までは通院費と入院費が、医療機関窓口での立て替えが必要ない「現物給付」方式となっているが、これを高校卒業までに拡大する。所得制限は設けない。

 県によると、既に名護市や国頭村など4市村が高校卒業までの現物給付を実施している。

 (砂川博範)

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