年末年始安全に 官民合同パトロール 妙高市

 年末を迎え生活安全・安心確保活動の一環として、22日夜、妙高警察署と妙高青年会議所、妙高市役所による合同パトロールが行われた。各団体から20人が参加し、車両に分乗、同市街地へと出発した。

パトカーなど8台に分乗、合同パトロールに出発した

 妙高市内の11月末時点の刑法犯認知件数は94件(昨年同期比66件減)、特殊詐欺被害は1件(同2件減)と減少しているが、9月に高齢者が踏切で電車にはねられて死亡する事故が起きている。

 妙高警察署で行われた出発式で、坪谷佳伸署長は「管内では刑法犯認知件数が18年連続で減少している」としながらも、「全国では無差別凶悪事件、特殊詐欺被害が後を絶たず、サイバー犯罪も身近になっている」と注意喚起。「警察だけでは対処が難しい。皆さんに協力いただき、交通事故や特殊詐欺が増える年末に向けて、官民一体で交通マナーと防犯意識の向上を呼び掛けていきたい」と協力を求めた。

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