紅白初出場でレベチなパフォーマンスを見せてくれそうな藤井風

シンガー・ソングライターの藤井風が、大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」に白組で初出場することを24日、同局が発表した。

藤井は20年1月にメジャーデビュー。同年5月に初アルバム「HELP EVER HURT NEVER」がビルボードジャパンの総合チャート初登場1位を記録し、同年10月には初の日本武道館公演を行った。

今年は、5月の配信シングル「きらり」がストリーミング再生回数1億回を突破。9月に日産スタジアム(横浜市)で行った無観客の無料配信ライブは、最大約18万人(17万9457人)が視聴。SNSの世界トレンド1位になるなど、大きな反響を呼んでいた。

NHKは、このライブに挑んだ藤井に密着した音楽特番「NHK MUSIC SPECIAL 藤井 風」を10月に放送。そのため、紅白出場の可能性がささやかれていたが、ようやく出場が発表された。

「今やなかなかチケットの取れないアーティストの1人になってしまった。藤井のタイプのようなアーティストは紅白に出場しようがするまいが、まったく人気は変わらない。そのため、おそらく、水面下での交渉に時間がかかってしまったのでは。もともと、YouTubeにカバー動画をアップし、歌唱力の高さと、卓越したピアノアレンジで注目を集めただけに、紅白ではレベチなパフォーマンスで観客や視聴者を魅了することになりそうだが、どの曲を歌うのかが注目される」(芸能記者)

現在、藤井のYouTubeの登録者数は117万人(24日現在)に到達しているが、紅白決定、そして紅白でのパフォーマンスで登録者数が急増することになりそうだ。

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