日本スケート連盟は26日、北京冬季五輪のフィギュアスケート代表を発表し、男子で18歳の鍵山優真(オリエンタルバイオ、星槎)が初選出された。鍵山は同日にさいたまスーパーアリーナで行われた全日本選手権で3位に入り、選考基準を満たした。
24日のショートプログラムは95.15点で3位につけ、この日のフリーは197.26点をマーク。五輪2連覇中の羽生結弦(ANA)、宇野昌磨(トヨタ自動車)とともに男子の代表3枠に名を連ねた。
昨季の世界選手権銀メダリストの鍵山は今シーズンも好調を維持。グランプリ(GP)シリーズで2連勝し、世界ランキング1位で全日本選手権に臨んだ。
横浜市出身で5歳から競技を始め、父で五輪2大会出場の正和コーチ(50)とともに横浜銀行アイスアリーナを練習拠点に励んできた。六角橋中から星槎国際高横浜に進み、現在は高校3年生。2020年の世界ジュニアで準優勝していた。