山口市新本庁舎最終案のパブコメ実施中 1月17日まで

 山口市は、「新本庁舎等基本設計最終案」に対するパブリック・コメント(意見募集)を実施している。期間は2022年1月17日(月)まで(必着)。

 公表されている資料は「山口市新本庁舎等基本設計【概要版】」。山口市の本庁舎整備推進室、各総合支所市政情報コーナー、各地域交流センター(分館を含む)、各市立図書館で閲覧できる。また、同市ウェブサイト(https://www.city.yamaguchi.lg.jp/)で公開もされている(サイト内で「パブリックコメント」と検索)。

 意見は、郵便番号、住所、氏名および「山口市新本庁舎等基本設計最終案への意見」と明記し、どの部分に対する意見・提言なのか明示した上で提出する。方法は、メール、ファックス、郵送、市ウェブサイトへのフォーム入力、来庁のいずれかで、山口市本庁舎整備推進室(〒753-8650 山口市亀山町2-1、TEL083-934-4151、FAX083-934-2944、honchosha@city.yamaguchi.lg.jp)へ。

 基本設計最終案には、基本理念を「白い鐘塔に佇む、ひと・まち・未来にやさしい市民の丘」とした上で、亀山のふもとに建つ新市役所は、あらゆる人々の生活のよりどころとなる「市民の丘」とする設計コンセプトが示されている。さらに、意匠計画として、(山口サビエル記念聖堂の白い)「鐘塔との調和」、(瑠璃光寺五重塔の屋根の重なりを想起させる外観とする)「歴史との調和」、「景観との調和」、「環境との調和」を外観コンセプトとし、「100年先まで長く使い続ける庁舎」とすることが示されている。

▲基本理念も記された完成予想図

 概算事業費は、新本庁舎等が約131億8400万円、市民交流棟が約14億1600万円、立体駐車場が約11億100万円、広場等整備が約4億6400万円で、その他の費用を含め、合計188億9150万円となっている。

 新本庁舎は2024年度、市民交流棟と立体駐車場は2026年度に供用開始される予定だ。

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