官公庁などで仕事納めを迎えた28日、神奈川県庁では黒岩祐治知事が本庁舎などの部署102カ所を回り、職員の一年の労をねぎらった。年末の部署回りは毎年行われていたが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で取りやめていた。
コロナ対策を担う医療危機対策本部室では、知事が「コロナに追われ続けた一年だったが、全庁コロナ体制を敷く中でいろいろな所から皆さんが集まり、頑張っていただいた」と感謝。「チーム神奈川のパワーはすごいもの。オミクロン株は厄介だが、乗り越えていきたい」と誓った。
東京五輪・パラリンピックの担当部署では、「感染拡大の懸念から必ずしも世論が応援していない状況の中、素晴らしい大会になったと実感している。誇りに思っていい」と語り掛けた。