弟に追い付け、姉に負けるな 小田原の北村きょうだい、バドミントンで切磋琢磨 全国で躍動

きょうだいで切磋琢磨する北村星那実さん(左)と大芽君=小田原市内

 バドミントンで活躍する小学生のきょうだいが小田原市内にいる。同市立前羽小学校2年生の北村大芽(たいが)君(8)が今秋の全国大会で初めて頂点に立ち、姉で同校4年の北村星那実(せなみ)さん(10)も関東大会で健闘した。夜遅くまで強豪チームで互いに切磋琢磨(せっさたくま)する日々だ。

 大芽君は11月のジュニアバドミントンフェスティバル(埼玉県)の小学校1.2年生男子の部シングルスに出場。初めての全国舞台に「みんな強い人ばかりだったけど、お母さんに背中をたたいて活を入れてもらって気合が入った」。得意のヘアピンショットでライバルを翻弄(ほんろう)し初優勝した。

 星那実さんは10月に千葉県で行われた関東小学生選手権の4年生以下女子の部ダブルスに出場しベスト16入り。「緊張しすぎて泣いちゃった。これから直していかないと」と実りの多い大舞台だった。

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