妙高市で上越スキー選手権 雪上の熱戦開幕 コンディション良好

 第76回上越スキー選手権大会が5日、妙高市で開幕した。選手たちは県大会、さらには全国大会を見据え、クロスカントリー、アルペン、ジャンプの各競技でしのぎを削る。

 初日は赤倉観光リゾートクロスカントリーコースでクロスカントリー競技がスタート。十分な積雪があり良好なコンディションの中、選手たちはゴールに向かって懸命な滑りを見せた。

クロスカントリー競技・中学女子3キロフリーのスタート

 中学男子5キロフリーで優勝した岡田龍介選手(中郷中3年)は、「今までの努力が報われた。とてもうれしい」と喜び、今後に向けて「県大会ではクラシカルとフリー、両方とも優勝して、全中につなげたい」と意気込んだ。

 同競技の山川尚競技委員長(51)は「(選手たちの)滑りに結果が出て、勢いを持って県大会、全国大会に進んでほしい」と期待するとともに、「選手たちが力の限りを尽くせるように体制づくり、大会運営に当たっていきたい」と気を引き締めた。

 クロスカントリー競技は6日まで。アルペン競技は6、7の両日、赤倉観光リゾートスキー場で、ジャンプ競技は17日、妙高高原赤倉シャンツェで行われる。(結果は後日掲載)

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