おそうじマイスターへの道 油汚れは「こまめに掃除」しよう

キッチンの換気扇・レンジフードの油汚れ。
時間の経過とともにベトベト汚れに変化する油汚れは、
落としにくくなる前に定期的にお掃除しましょう。

ポイント①油の性質を知ろう

洗剤は、食器洗い用洗剤(中性)か油汚れ用洗剤(アルカリ性)を。

油汚れは酸性なので、ベトベトしたガンコな油汚れにはアルカリ性洗剤を使いましょう。ただし、洗浄力が強い洗剤を使うと、汚れだけでなく設備の塗装まで一緒に落としてしまうことも。塗装してあるパーツには、中性の食器洗い用洗剤を使い、汚れが落ちない時により強力な洗剤を使いましょう。

約40度のお湯を使うとガンコな油汚れも落ちやすい!

お掃除に使う水の温度を上げることで、油汚れは落ちやすくなります。つけ置き洗いをする場合は、お湯が冷めないように密閉できる大きなゴミ袋を使うとより効果的ですよ。

ポイント②つけ置き&シップ法を活用!

月に1度のつけ置き掃除で、油汚れをスッキリ落とそう

①ゴム手袋を装着。レンジフードの電源を切って、カバーやパーツを取り外す。
ホコリが落ちるので、レンジフードの下に新聞紙を敷いておきましょう。
②シンクにゴミ袋を広げ、お湯で希釈した油汚れ用洗剤に各パーツを10分以上つけ置く。
③ファンの細かいスキマ等は、歯ブラシやスポンジで擦り取る。
④汚れと洗剤を洗い流したら、しっかりと乾かして部品を元に戻す。

教えてくれたマイスター

サニクリーン中国 松谷一輝さん

娘が産まれて、今までよりもさらに日常清掃の大切さを実感するように。愛犬が走り回って常にホコリが舞ってしまうのが最近の悩みです…。

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