【新型コロナ】米海軍横須賀基地、170人の感染を発表 厚木基地は97人

1段階引き上げられ「B」となった健康保護対策レベルを掲示する米海軍横須賀基地=1月7日

 新型コロナウイルス感染症を巡り、在日米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)は7日、昨年12月30日以降、新たに同基地関係者170人が感染した、と発表した。1回の発表としては過去最多。

 厚木基地(大和、綾瀬市)も7日、同日現在の基地関係者の感染者数は97人と公表し、このうち5日以降、新たに28人の感染が判明したという。

 横須賀基地によると、新規感染者がオミクロン株かは不明という。内訳は日本入国時の検査での判明者が65人で、入国時は陰性だったものの、2週間の隔離中に症状が出て陽性が分かった人などが75人。基地内でクラスタ-(感染者集団)は発生していないという。

 昨年12月30日の前回発表では同23日以降の新規感染者を75人としており、感染が急増している。同基地は「全ての陽性者は回復するまで軍病院の監視の下、隔離されている」としている。

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