【DeNA】ドラフト2位・徳山と4位・三浦が初ブルペン 「切れ」と「力」の30球

カーブと直球を投げ、感触を確かめたドラフト2位の徳山=横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」(球団提供)

 横浜DeNAの即戦力として期待されるルーキーが順調に歩みを進めている。新人合同自主トレーニング第2クール最終日の16日、ドラフト2位の徳山壮磨=早大=と同4位の三浦銀二=法大=の両投手が初めてブルペン入り。三浦監督と斎藤チーフ投手コーチが視察する中、捕手を立たせたまま約30球を投げた。

 ともにマウンドの傾斜を意識しながら、直球にカーブを交えた。徳山は「最初は力んだが、後半は思うように腕が振れた。初めてにしては良かった」と充実感を漂わせる。三浦も「久しぶりのブルペン、マウンドだったので、すごく楽しくできた」と表情を崩した。

 ともに主戦として東京六大学リーグで活躍してきた。隣り合わせのブルペンとなったが、徳山は「全然気にならなかった。自分でしっかりやることが大事」と強調。一方で三浦は「ちょっとチラ見しました。いい球投げているな。負けたくない」と対抗心をのぞかせた。18日から始まる第3クールではブルペンに2度入る予定で、春季キャンプへ強度を上げていく。

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