杏、オーディブルというコンテンツを「始まった瞬間に昔の私に教えてあげたい」

26日、都内で「Amazonオーディブル 戦略発表会 2022」が開催され、イベントゲストとして杏、今井翼、南沙良、森川智之が登壇した。

世界最大級のオーディオブック及び音声コンテンツ制作・配信サービスであるAmazonオーディブル(以下、オーディブル)が、本年のオーディブルのサービス展開および新規コンテンツプロジェクトの始動について発表した。

オーディブルは2015年に日本向けサービスを開始して以来、「声の力を最大限に解き放つ(Power Of Voice)」をコンセプトに、朗読やポッドキャストなどの優れた音声体験の提供を行っている。近年のライフスタイルの変化に伴い、人の温かみを感じられる音声コンテンツはより身近な存在となった。これらの高まる期待に応えるべく、オーディブルは今後も質の高いオーディオエンターテイメントを提供し続けるという。

本日の「Amazon オーディブル 戦略発表会 2022」では、会員プランの聴き放題への移行に加え、今年配信予定の作品を含めた新規コンテンツプロジェクトの始動について発表が行われた。

「The Sandman」は、そのダークで文学的なファンタジーとホラーの世界によって、世界規模の文化的現象を生み出し、ニューヨークタイムズでベストセラー入りした。英語のオーディブル版では、作家のニール・ゲイマンが本作の共同制作総指揮を、多数の受賞作品をもつダーク・マグスが脚色と監督を務めており、英国アカデミー賞受賞の作曲家、ジェームズ・ハニガンによるオリジナル曲を用いた、類を見ない映画的な音風景を再現している。これらの演出はそのままに、声のみを日本語にした日本版の「The Sandman」が今春から順次配信される。それに先がけ、今井・森川・南へのインタビューを収録したChapter 0が27日より配信される。

イベントには、ナレーターを務めた今井翼、サンドマン役の森川智之、デス役の南沙良が登壇し、本作品の魅力や収録時のエピソード、聴きどころなどを語った。

今回の収録で初めて音声コンテンツを知ったという今井は「なかなか画がない収録というのは難しいんですが、作品の背景であったり臨場感というものを大切にやらせていただいてる」と語り、南は「声だけでお芝居するのは初めてだったので新鮮な気持ちでやらせていただきました。一番難しかったのは本国版の声優さんのセリフに尺を合わせるのが難しいなっと個人的には思いました」と明かすと、それを受け森川も「難しいですよね‥僕も難しいです(笑)」と同調し「なんかね‥急かされてる様な気がして、これはね経験した人じゃないと分からない」と難しさをアピールした。

また、今回オーディブルと共同で企画から携わった杏は、オリジナルポッドキャスト「Journey To The Origin With Anne」の配信開始に際して、イベントで本作品への意気込みや、日頃の音声コンテンツの楽しみ方について「オーディブルというコンテンツは始まって何年も経つんですけど、始まった瞬間に昔の私に教えてあげたいなって思うくらい、日常の中に取り入れてからすごい彩り豊かな日々になったと思ってます」と満足そうに語った。

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