★DIYでゲストハウス作ってみた★屋根の野地板張り編

★DIYでゲストハウス作ってみた★屋根の野地板張り編

完成写真

レシピの概要

かかった費用

40000円

所用時間

1日

材料

合板T12mm(十数枚)
コーススレッド(1箱)
シリコンコーキング(数個)

工具

インパクトドライバー
コーキングガン

作り方

STEP1

まずは野地板となる合板を屋根に1枚づつ上げるのですが、落としたりすると自分も材料も傷が付くので...足場を使って慎重に上げていきます。

STEP2

板を上げてしまえば、ロフトの床を足場にしてビス留めできるので楽に作業できました。

STEP3

板を1枚上げて、端からビス留めし、終わったら下に下りてまた1枚上げての繰り返しです。

STEP4

今までの投稿であまり工具の紹介をしていませんでしたがたまにはご紹介を。こちらはマキタのDIYユーザー向けに販売されているMTD001DSXです。SK-11のフックがちょっと出っ張って真っ直ぐ地面に置けないので、写真のようにして使っています。

STEP5

価格はフルセットで15000円前後と、マキタのインパクトとしてはかなりのお買い得。同メーカー品とのバッテリー適合性が低いですが、軽いしパワーはちょうど良く(トルク145N・m)、安いので傷なども気にせずバッテリー2個をローテーションしてガンガン使えます。

STEP6

もっと軽くて取り回しのしやすい機種としてはこちらの2つです。(写真中央と右)腰ベルトに専用ホルスターを付けて鉄砲のように入れることができるので便利です。(中央はドリルドライバ)パワーもDIYには十分ですが、ビス60mmくらいから力不足を感じてきます。

STEP7

その後に買ったTD111(写真左)はセットで3万~4万なので軽くて性能も良い品ですがちょっと値段も張るしデザインもかっこよくてお気に入りなので、傷が付かないように気を使ってしまいます。重量は驚きの1kg以下(バッテリー含む)でヘッド部分はTD90よりさらにコンパクトです。(TD110という廉価版もあります)マキタの中ではこのへんがDIYには最適かなと思います。

STEP8

野地板を全部張れたら、この上には防水シートなどの処理はせずにポリカ波板1枚でいきたいので、最低限の防水処理をしておきたいと思います。

STEP9

使ったのはシリコンコーキングです。硬化後は-40℃~150℃まで耐える素材なので野地板の隙間に入れておけば隙間埋めと防水が期待できます。虫の侵入も防止できます。

STEP10

ついでに節で凹んでいるところにもコーキングして水分がたまるのを防ぎます。(色はベージュやブラウンが合うのですが沢山余っていたグレーを使いました。どうせ見えなくなるので。)

STEP11

野地板の繋ぎ目にひととおり充填し終えました。もちろんこのままではなく波板を張りますが、これで万が一隙間からの雨水の浸入があってもそのまま雨漏りにはならないかと思います。

STEP12

建物の前方は腰を曲げて人が入れる程度で、ロフト部分としては十分なスペースになると思います。

STEP13

後方の屋根下はロフト床からはかなり近くなるのでちょっとした荷物の保管スペース程度にしかできないかと思いますが、ここは床を外して吹き抜けになる予定なので問題ナシです。

STEP14

屋根の野地板を全部貼り終えて、防水処理も完了しました!

STEP15

次はポリカ波板を張っていくので、雨の降らないうちに進めたいと思います。

レシピのコツ・ポイント

端から野地板をビス留めしていきますが、さすがに数ミリのずれは出てくるので1枚毎にだんだんとずれが大きくなってしまいます。それを防ぐ為に、あえて数ミリのずれは隣の板と合わせないまま骨組みを基準にして張っていき、後からコーキングで穴埋めして対処するようにしました。

やってみた感想

いくつかインパクトのご紹介をしましたが、DIYユーザーには興味深い機種かなと思い、今回は手持ちの中からマキタのみ抜粋して勝手に紹介させて頂きました。18V~40Vmaxなどの職人さん向けのパワーは自分のDIYにはオーバースペックかな~と思っています。個人的に電動工具は軽い方が好みです。

レシピを書いた人

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