コロナ禍の私立中学校入試、神奈川でも開始 受験者数は昨年並みの見通し

感染対策として間隔を取って机が配置された教室で試験開始を待つ受験生=横浜市都筑区の中央大付属横浜中学校

 私立中学校入試が1日、神奈川県内でも始まった。2022年度に公募する県内60校のうち53校がこの日に集中。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」に伴う感染拡大が続く中、受験シーズンが本格化した。

 大手進学塾・日能研によると、首都圏の中学受験者数は昨年6万1700人に上り、小学校卒業生に占める割合は約20%。県内は1万1900人(推計)で同約15%だった。ことしは首都圏全体では昨年を上回る勢いで、県内は昨年並みの見通しという。

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